新型コロナ第1号患者の発端は?武漢疾病予防コントロールセンターについて

生活

新型コロナに日本中、世界中が振り回されています。

人混みをさけ出歩かないようにし、エレベーターのボタンは手ではふれず、アルコール消毒で除菌、学校は臨時休校・・・。一体なぜこんなことになったのでしょうか?

新型コロナウイルスが感染拡大する発端はなんだったのでしょうか?

この記事では新型コロナ第1号患者は、どこでウイルスに感染したのか?武漢市華南海鮮市場ではないほかの場所の可能性についてまとめています。

新型コロナの発生源は武漢市華南海鮮市場とは無関係?

中国湖北省武漢市政府は26日、昨年12月8日に新型コロナウイルスによる肺炎を発症した第一号患者が、市内の華南海鮮市場とは無関係だったことを明らかにしました。

中国の保健当局や世界保健機関(WHO)は、武漢市華南海鮮市場で売られていた野生生物が最初に人間に感染したとの見解を表していましたが、発生源は別だった可能性がでてきたといいます。

中国政府系研究機関の中国科学院シーサンパンナ熱帯植表物園などが26日にまでに公表した論文によると、世界12カ国で採取された93のウイルスデータを分析した結果、ウイルスは外部から武漢の市場に流入し、急速に広がったとの見解を発表しています。

早ければ、11月下旬には別の場所で「人から人」感染がはじまっていた可能性があるとのこと。そして武漢市華南海鮮市場を拠点に感染が拡大するルートができたのではないかと分析しています。

最初の感染ルートを突き止める手がかりは少なく、謎がふかまっています。

こうした見解は武漢市の医師らが1月にイギリスの医学雑誌「ランセット」に公表した論文と一致するんです。

最初に発症した第一号患者と当初確認されていた41人の感染者の中の14人は、武漢市華南海鮮市場とは無関係だったこと、ウイルスの自然宿主とされるコウモリもこの市場では取引されていないことが一致します。

一体、発生源はどこなのでしょうか?

ウイルスはどこから?

はっきりしたことはわかってはいません。

香港メディアなどによると華南理工大の肖波涛(しょう・はとう)教授は、2月6日、武漢市華南海鮮市場から280メートル離れた場所にある武漢疾病予防コントロールセンターからウイルスが流出した可能性を指摘しています。

論文によると、武漢疾病予防コントロールセンターには、600匹以上のコウモリがいること、研究員1人がコウモリに攻撃されてその血液が皮膚に付着したり、尿にかかったことがあり、その都度14日間の自主隔離を行っていたことが記入してあります。

そしてそのサンプルや汚染されたゴミがウイルス流出の原因になったのではないかと推測されています。

この論文は今はサイトから削除されています。

中国外務省の報道官は、「ウイルスが実験室から流出した」とか「生物兵器として開発された」などとする説について、世界の著名な専門家たちは全く科学的根拠がないと認識していると言及しました。

まとめ

「生物兵器として開発された」とは思いませんが、ウイルスの発生源は武漢疾病予防コントロールセンターのコウモリの可能性もあるかもしれないと思いました。

いたずらに騒いで恐怖心を仰ぐのはよくありませんが、いろいろな情報を収集し可能性の一部として、頭の片隅に置いておくのは必要な作業なのではないかと思います。

記事を読んでいただきありがとうございました。

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