日を追うごとに新型肺炎の感染者数が増えています。
怖いのは中国湖北省への滞在歴・渡航歴がある人やその接触者ではなく、感染する可能性がないと思われる人々が、続々と陽性と判定されていることです。
この記事では、コロナウイルスとは、「COVID-19」とはなにか?潜伏期間と感染方法についてわかりやすくまとめてみました。
コロナウイルスとはなに?
コロナウイルスとは、人や動物の間で感染症を引き起こすウイルスです。
人に感染するコロナウイルスは6種類です。
その中には、2002年から2003年に大流行したSARDS-Cov(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)や、2012年に中東の一部で流行したMers‐Cov (中東呼吸器症候群コロナウイルス)も含まれています。
あとの4種類のウイルスは、感染しても通常の風邪などと同様の症状です。
では、今、世間を騒がせている新型コロナウイルスとはなんなのでしょうか?
新型コロナウイルスとはなに?
人に感染するコロナウイルス6種類とは別のウイルスです。
一本鎖(+鎖)RNA(二重らせんを形成していないRNA)で構成されたウイルスです。
まだ詳しいことはよくわかっていません。
新型コロナウイルスを原因とする病気の名称が「COVID-19」と命名されました。
「コビッドナインティーン」と読みます。
Coronavirus(コロナウイルス) ⇒ CO と VI
Disease(ディジーズ) 疾患の意味 ⇒ D ⇒ をとって
2019年 ⇒ 19
「COVID-19」と名付けられました。
症状は、発熱、咳、筋肉痛、倦怠感、呼吸困難などが比較的多くみられ、
頭痛、喀痰、血痰、下痢などを伴う例も認められます。
症状の特徴としては、長く続く発熱と強い倦怠感です。
コロナウイルスの潜伏期間は?感染方法も
世界保健機関(WHO)によると、現時点の潜伏期間は1~12.5日(多くは5-6日)とされています。また、他のコロナウイルスの情報などから、感染者は14日間の健康状態の観察が推奨されています。
そして感染方法ですが、下記は厚生労働省のホームページからの抜粋です。
上海市民政局の説明では、「飛沫が空気中で混ざり合ってエアロゾルを形成し、これを吸引して感染する」というもので、空気感染ではなく、飛沫感染に相当すると考えられます。国内の感染状況を見ても空気感染に特徴的な現象は確認されていません。
飛沫と接触でおもに感染するようです。
風邪やインフルエンザとの見分け方
症状は発熱や風邪で普通の風邪やインフルエンザとにている。
見分け方は、症状が風邪やインフルエンザよりも長引くことです。目安は4~5日間とのこと。
下記は朝日新聞DIGITALより引用
感染症に詳しい岡部信彦・川崎市健康安全研究所長はその目安として4~5日と指摘する。「症状が安定しているならば、その間は自宅で過ごした方が得策だ」と話す。医療機関に行っても確立した治療法はない上に、重症化のリスクがある高齢者らにうつしてしまう可能性があるからだ。
まとめ
•人に感染するコロナウイルスは6種類
•新型コロナウイルスは人に感染するコロナウイルス6種類とは別のウイルス
まだよくわかっていない。
•新型コロナウイルスを原因とする病気の名称は「COVID-19」(コビッドナインティーン)と命名される
•症状は風邪やインフルエンザとかわらない。症状が風邪やインフルエンザよりも長引くことが特徴
•現時点の潜伏期間は1~12.5日(多くは5-6日)
•感染方法は主に接触感染と飛沫感染
手洗いうがいをこまめにして、人混みをさけて自衛をしていきましょう!十分な睡眠と食事もしっかりとりましょう!
記事を読んでいただきありがとうございました。
コメント